2019.07.25
博多の伝統工芸品として有名な「博多織」。
古くは黒田長政により献上されたことから、献上博多と呼ばれるようになりました。
厚みと張りのある生地はキュッキュと絹鳴りする高級帯として重宝され、先染めの美しい絹糸で織り上げたシンプルながらモダンな幾何柄の生地は、国内だけでなく海外でも人気が高い品物です。
博多織の中でも特に有名なのが「献上柄」と「五色献上」と呼ばれるものです。
「献上柄」は独鈷と華皿(共に仏具)と子持ち縞をあしらった模様が特徴で、博多の象徴の柄としてもよく使われます。
「五色献上」は中国の五徳をあらわす青・赤・紺・黄・紫の五色を揃えたもので、ともに博多織でも特上として扱われています。
そんな歴史ある博多織を、しおりやブックカバーなど、身近で気軽に使えるグッズに仕立てました。
博多織ができるまで
博多織は次のような工程で作られています。
ラインナップ
博多織のはぎれの裏に、ほっこりあたたまる「博多ことば」をチョイスしてしおりに仕上げた、福岡土産に人気の1品。
博多織の帯地のはぎれを利用したA6判のブックカバーです。
博多織の帯地を利用した四六判のブックカバーです。
博多織の帯地を利用したA4判のブックカバーです。
博多織の帯地を表紙に加工した趣のある御朱印帳です。
博多織の帯地の一部を切り出した布地です。小物やバッグなどのオリジナル作品にも。